公立小学校の給食、試食レポート

1年生の保護者向けの試食会に参加してきました。
私の母校でもあるのですが、20年ほど前に比べて、野菜がたくさんになったなぁという印象でした♪

小学校の給食

●ししゃものから揚げ
●ひじき豆
●味噌汁(じゃがいも、しめじ、たまねぎなど)
●ごはん
●牛乳

お味噌汁には大きな野菜がゴロゴロ。
私のときはワカメや豆腐、たまねぎがチョロッと入っているだけだったような気がするし、思っている以上に具だくさんだったので驚きました。

味は薄味だけど、普段うちで作っているような家庭的な味でした。
ごはんはもちもちしていて噛み応えがしっかり。

歯の衛生週間なので、カルシウム豊富なメニューとなっているという説明がありました。色々考えられているのですね。


歯の衛生週間チラシ

栄養士さんからのお話がとてもタメになったのでまとめておきます。

●牛乳は飲み物ではなく食品として考える
→高脂肪だから。動く前に飲むとカルシウムの吸収がいいので、夜に飲むなら朝に。のどが渇いたら飲むものではなく、メニューのひとつとして組み込む。

●油分、塩には中毒性がある
→油や塩がないと物足りないと思うようになってしまう。健康のために、お菓子や食事内容で多くなり過ぎないように気をつける。特にイオン飲料は塩が入っているので普段は飲まない。

●食に関わるお手伝いをさせる
→間接的なコミュニケーションになる。相手を思いやる気持ちが育ち、心豊かになる。

●食育とは、食べるものを選ぶ力を身に付けさせること
→今自分が何をどれくらい食べればいいのか、自分で判断して食べられる大人にするために食育がある。

20分ほどのお話で、こういった家庭で気をつけるべきことや、今小学校の給食のメニューがどのようにして決められているかなど詳しく話してくださいました。なるほどなぁ~とすごく納得。専門家の話を聞くのはほんと大事ですね。

今回の試食会は強制ではなかったのですが、やっぱりこうやって何にしろ出て行って色々な話を聞くのは大切だと思いました。

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