どんなときでも情報収集能力は大事だなぁ

うちの周りからも「●●がなくなってるらしいから、早く買っておいたほうがいいよ!」という助言が飛び込んでくるようになりました。

Twitterを含むネット上、ニュースでも「買いだめは控えてください。必要な分だけを。」とこれだけ言われているのに、かなりの人は「早く買っておかないと!」と思ってしまっています。

それは家族に不自由をさせたくないと思う気持ちからだと思うし、責める気はないのですが、冷静さをもつためにも、やっぱり情報収集がきちんとできるようにならないといけないなと思いました。

情報をたくさん持っていれば安心かと言うとそうでもなくて、精査して自分で判断する能力も必要ですよね。
子どもにそういうのをどうやって伝えればいいのかと思うのですが、やっぱり普段から何でも前もって教えてあげすぎるとよくないのではないかなぁと。

情報収集しようという気持ちには、ある意味転ばぬ杖というか損したくない気持ちとか、遠回りしたくない気持ち(自分が主役ではなくそれが誰かのためである場合もあり)、それによって誰かを救いたい気持ちなど色々混ざっていると思います。

「情報を持っていないと大変だ、判断ができなない」という体験があって、ちょっとずつ上手くなっていくのだろうなと思いました。

情報のさばき方―新聞記者の実戦ヒント (朝日新書)
外岡 秀俊
朝日新聞社
売り上げランキング: 9358

震災に関するニュースやサイトを探していると、特に海外サイトで不意に衝撃的な記事に出会うことがあります。
一生忘れられないようなその光景、その話を、知ったほうがよかったのかどうか。情報化社会の中で、知りすぎるというのもどうなんだろうな。。とも思います。

でも読む読まないは自分の中で判断基準がないと事前には決められず、最初は何となくその情報を開いてしまいます。必要以上に突っ込まない、ここまでで十分、これはおかしいと判断することはある程度の経験値がないと難しいのだろうなぁと思いました。