小学生白書Web版、調査結果公開
学研の小学生白書がWebで読むことができます。
小学生へのアンケート結果も公開されて、読み物としてもボリュームがあります。気取らない生の声という感じがしました。
小学校1年生から6年生までが対象なので、自分の子どもがどういう風になっていくんだろうとイメージするにもとても参考になりました。
「ゲームをする時間」
全体では「しない」子が約2割(20.1%)であり、する子でも約3分の1(33.1%)が「30分~1時間未満」と比較的短い時間でゲーム遊びを終えているようである。
しない子も2割いるんですね。
うちもゲームは今のところゼロなのですが、周りで増えてきているようで、どうしようかなと思っていました。
けれど、学年・性別で分けた結果を見てみると・・・。
6年男子でゲームを「しない」のはわずか5.0%しかおらず、男子の間でゲーム遊びが広がっていることは明らか
なのだそうです。
中学受験を希望する子は1割以上いるそうですが、受験中でも息抜きにゲームをするんでしょうね(私も小学1年から社会人になってもゲームやってました)。
熟考する勉強は苦手だが、ものを覚える勉強が得意
難しい問題をゆっくり考えて解くのが苦手とした子が多いようです。
でも暗記したり、問題を早く解いていくのは得意という傾向です。
確かに男の子は「早さを競う」ところに楽しみを覚えるようですね。
娘の授業参観に行っても、幼児教室をみていても思います。
「難しい問題をじっくりと考えること」や「自分の考えを文章にまとめること」は、論理的に思考することが求められると共に、時間もかかる。学校生活だけではなく、家庭においても絶えず時間に追われ、迅速に何事も行うことが求められる昨今において、児童は時間をかけてじっくりと取り組んだり、考えたりすることに不慣れであると推察される。
娘の小学校生活をみていると、確かに「気忙しい」感があるように思います。
週5日しかないのに、授業内容もまた増えてきているし、昔と違って宿題も多いような・・・。
関係ないかもしれませんが、小学校から帰ると娘がすごく早口なのが気にかかっています。
ゆっくり考えるために、宿題の前には深呼吸したりしてほしいのですが、大慌てで宿題を終わらせて家を飛び出していったり。
それが「今の子どもらしい」のかもしれませんが、行動は思考に繋がってきますしね。
苦手な子が多い”熟考する問題”が受験という関門で問われてくるのは確実ですし、それは就職活動まで続くと思うし、やっぱりゆっくり考えられるようになってもらいたいなぁと思いますよね。
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というふうに、客観的に考えられてなかなか面白い「小学生白書」。
文章もわかりやすく読みやすく、きっちり分析もまとめられているので、お時間があればぜひ。
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