学習の習慣づけ成功は小さい頃からの通信教育効果?

よく私も聞かれるのですが、できるだけ小さいときから通信教育をはじめたほうが学習習慣がつくの?という疑問があります。

通信教育の教材を取るだけでは習慣づけはできないので、プラスアルファが大事なのだと思います。


プラスアルファって何?
いつも同じくらいのもの(量、質ともに)を、いつも同じ時間、同じ場所でやるなど、「学習も行動のひとつ」として日常生活に組み込むということです。それで学習が=習慣に、なります。

通信教材は毎月同じような流れのものが家に届きます。
だから、習慣化しやすいということはいえますよね。

目標設定もしやすいし、添削もあるので、「ヤッタ感(達成感)」も感じやすいですよね。先生も褒めてくれますし。
ドリルだと買ってくるたびにレベルに落差があったりして、習慣づけがまだできていないときは何となく馴染みにくいこともあると思います。

それに問題を解いても自分と親以外に褒めてくれる人がいないので、そういう部分もちょっと足りません。だから、毎月必ず同じように届いて、先生がついてくれる通信教材は役に立つんですよね。

塾は色々はげみにはなるかもしれませんが、家庭のことはそれほどみてくれません。
目標が習慣化ではなくて結果を出すこと、ですしね。

通信教材が届いて、それをどう日常行動に入れるのか?

通信教材に限らず、学びにあてる時間を当たり前のように割くことかなと思います。
確かにそれは、小さいうちから行動パターンに入れてしまうと親としてはラクです。

「学校が帰ったらまず宿題をしてから、遊びにいくorおやつを食べる」
「晩御飯を食べたら、ママといっしょにZ会(通信教育)」など。

毎日やることが大切ですね。
だから、急に「●年生になったんだから、最初に宿題を」というのは無理なんですよね。理屈と習慣は違うと思うので。

通信教材はカレンダーがついていて(Z会しかわからないのですがドリルにも日時を書き込めます)、やる内容を書いたり、終わったらシールをはったり、そういうことで習慣化させるサポートもしてくれます。だから通信教育のサポートを受けて、学習習慣が自然と身についてくるということは言えると思います。

心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。運命が変われば人生が変わる。

こういう言葉があるらしいです(引用:成功できない人たちが持つ7つの悪習慣)。

習慣とは続けることですよね、だからつまり心の底からそのことに納得がいっていれば、何でも続けられるっていうことなんです。継続は力なりといいますから、それが自分の芯・自信となって、人格が変わり、自分が変われば周りも変わるので運命(チャンス)も変わるっていうことですね。

子どもが大きくなってくると、その”心”は子ども自身のもので親は干渉できなくなってきますが、小さいうちは子ども=親の”心”といえる部分もあると思います。だから習慣化は小さいうちにしたほうがラク、とは言えますよね。

幼児の通信教材に”学習の習慣化ができるようになります”とPRで書かれているのはそういうことから来ているのだろうと思います。
でもただ家に届くだけでは習慣化できないよ・・・ということです。(まとまらず、長々と書いてしまいました。)

習慣化&学習能力向上に使いやすいかなと思う教材
幼児教材や小学生の通信教育なら小学館の通信教育ドラゼミ
東大合格者数No1.。目標に近づくためにZ会で実力upを。
がんばる舎の幼児・小中学生用の家庭学習教材

じゃあ大きくなってしまっていたら、どうしたらいいの?
小学校1年のときに習慣化できないまま、子どもに任せていたら小学校6年まで引きずるような気がします。
だから子どもの”心”を変えていかないといけないのですが、そこはやっぱり親子の話し合いなのかなと。

無理やりスケジュールに組み込んで机に座らせても、時間をつぶすことばっかり考えるようになると思うし、とにかくこれをやりなさいと量を決めても、やっつけで取りあえず空白を埋めることばかり考えるようになると思うし。

子どもの気持ちが変わらないと、身につかないだろうなと思います。

これ↑は、うちの旦那さんの塾に来ている、自発的には勉強しない子どもたちをみていて思ったことと、私たち夫婦の実体験を合わせたことなのでほんと実感です・・・。学校の先生や塾の先生も頑張ってくれれば”心”を変えられますが、人任せにするといつになるかわからないので、いちばん近道なのは親子の話し合いなのかなと思います。

30日で人生を変える 「続ける」習慣
古川 武士
日本実業出版社
売り上げランキング: 5314