Z会の経験学習、1年生と2年生の違い

Z会小学生コースの1年生と2年生にのみある、経験学習。
2010年度と2011年度の間には改定があって、少し教材の名前が変わりましたが、学習内容は変わっていないと思うので、1年生と2年生の教材を比較してみました。

テーマというよりは、経験学習終了後に提出する”けいけんシート”の内容が随分変わったと思います。


1年生は絵で表現することが中心

大きな真っ白いスペースがあって、絵を中心に描きます。
ちょっとした言葉を入れてもOK.線がないので、プレッシャーも少ないし、自由度が高いです。

伝えること、表現の練習になります。
こうやって自分が書いたものに、先生が反応してくれて、それが「誰かに伝わることの喜び」となり、作文やテスト、工作なんかに前向きに取り組んでいくことができる子になるんですね。

とりあえず課題に取り組み、何かしら添削先生に伝えればOKというのが1年生です。
やはり娘も最初はこの大きな真っ白い欄に戸惑って「何を描いたらいいかわからない」と言っていましたし、小さい絵を描いてましたが、どんどんと1年間やっていくうちに(まだ終わらせられていない月もありますが)慣れてきました。

画力が上がるわけではないですが、誰かに伝えるために描いていくことが、学ぶ意欲のベースになるのだろうと思います。

2年生は文章でレポートすることが中心

絵を描くらんは上段に少しあるだけで、下段は文章を書くスペースになりました。
文章には題名を書く欄もあり、レポート・作文のような仕様です。

経験したことを言葉にしていく必要があるので、一歩進んだ内容になりました。
これも上手な文を書く必要はなく、気づいたこと、感じたことを書けばいいよという指導があるので、文章でなくても箇条書きでもいいのだろうと思います。とりあえず知っている言葉に置き換えて、誰かに伝えることが大切。

こうやってみていると通信教材といっても、学校と同じように順序を踏んでいるのだと感じられます。

だから、できるだけ始めるなら早いほうがいい
だろうと私は思います。
突然文章で書いて提出することになるよりも、やっぱり絵から始めたほうがとっつきやすいと思います。

通信教材はドリルを買うのとは違って、その教材なりの学習の段階があって、それを積み重ねていって学力とすることも価格のうち。

もうひとつの学校に通うような気持ちで取り組むと楽しいし、無理なく学力が上がると思います。
塾とは違って先生が目の前にいないから効果はじわりじわりですが、だからこそ身につくものもあるのだろうと、1年生2年生の教材を続けてやってみて思いました。

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