感動した絵本<テーマは手紙>

この間出かけたキッズプラザの中の図書室で、”手紙”をテーマにした絵本が特集されていました。
こうやってテーマで本を読んでいくというのもいいですね。


(写真は絵本ではなくフォトブックです)

そこで紹介されていた絵本の中の”名作”の中から、私も読んで感動した本を少しご紹介したいと思います。


手紙をください

てがみをください (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)
山下 明生
文研出版
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泣いた~~。

主人公の家のポストの中へカエルが引っ越してきて・・・。
「手紙をもらうにはどうしたらいいの?」と聞くカエルくん。

「もらいたいなら自分で手紙を書けばいいよ。手紙をくださいって」
という主人公の男の子の言葉にハッとしました。

欲しい欲しいと言ってばかりじゃだめなんだなと。大人でも忘れがちですよね。
それでその言葉を素直に聞いて、カエルくんはお手紙を書き続けます。

でも手紙はこないまま、カエルくんはまた引っ越してしまうのですが。。。
男の子とカエルくんのコミュニケーションや、自分のことの前にまず誰かを思うことの大切さを感じることができます。

切なさもあり、すごく心が動かされるお話でした。


チュンタのあしあと

チュンタのあしあと (あかね・新えほんシリーズ)
おくはら ゆめ
あかね書房
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これも泣いた~。

すずめのチュンタとウメおばあちゃんの物語です。
かわいいイラストのような絵は現代風の色使い。とても鮮やかではっきりしています。

一人暮らしのウメおばあちゃんと、その庭で毎日遊ぶチュンタのさりげないコミュニケーション。
“見守る”ことの素晴らしさ、強さに気づかされます。

こちらはハッピーエンド。
もしかしたら大人が自分の父母祖父祖母を思いながら読むことが、この本のいちばんいい読み方なのかも。と思いました。

素敵な本だったので、2冊ご紹介しました。
最近絵本を読むのにはまっていて、本を買っても子供の前に自分が読んで泣いたりして・・・。

また自分でも絵本をたくさん(自分のため?)に買っているので、いい本が見つかったら少しずつレビューしたいと思います。

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