ベビーサインの効果は、表現意欲とコミュニケーション力アップ
言葉を話す前から、子供とコミュニケーションを取ろうという育児法がベビーサインです。
「痛い」などの感情表現から「ママ」「ちょうちょ」などの物を示す言葉など、何百というサインがあります。
そのベビーサインの認定講師の方々と最近お会いする機会があり、やっぱり幼少期にベビーサインしていると育ち方って変わってくるものなんですか?と聞いてみました。
賢くなる?言葉が早くなる?そういうことじゃなくコミュニケーションや表現への意欲が高くなる
いろいろな先生の話を総合すると、そのベビーサインによって賢くなったとか言葉が早くなったとかそういうことではなくて、「伝えたい」「コミュニケーションが取れるって楽しい」という風に表現意欲が高まるのがいい結果に繋がるということでした。
それも子供だけでなく、親もサインをする必要があるので、子供に自分を伝えることをちゃんとするようになるということ。つまり親子相互に作用があって、何をするにしても意欲の高い親子になる可能性があるとのことです。
意欲が高ければ吸収も早くなるだろうし、コミュニケーションを取る事を面倒くさがらなければ、情報であったり楽しいことであったり役に立つことだったりなどがその子の周りに自然と集まります。
それでもっと楽しくなって、意欲・モチベーションが高まる、と。
なるほどなぁと思いました。今の社会ではコミュニケーション能力の高い人が求められていますし、何でも前向きに意欲的に取り組む姿勢がとても評価されるようになっています。ですので、ベビーサインはその第一段階としてすごくいいんじゃないか、と私も実感しました。
先生方も一人目の子供はベビーサインをしていなくて、二人目からベビーサインやってるのよ、という方も多いそうなんですね。成長の仕方を比べてみると、「やっぱりサインをしている子は話すのも上手だし、前向きだし、おにいちゃんとは違う感じになってきている」と話されていました。他の先生方も”そうなんですよ!”と同調されていたので、ほんとにそういう効果が出てきているんだろうと思います。
表現する、伝えることに意欲を持つことの大切さ
特に子供に表現する力がなくても、日常生活は何とかなります。
親から「コレ食べる?」「何時に起きるの?」「どうしてできないの?Aだから?Bだから?」とワーッと話しかけていれば、子供は困ることがないからです。
でもそれは子供の”わかってもらいたい”"伝えたい”という気持ちを生み出させずに生活をさせることになります。
表現する気持ち、意欲、コミュニケーションが取れるうれしさなどの感情を知らずに育ててしまうことになるんですよね。
そうなると学校で発言する場が与えられても「特に言いたいことがない」「めんどくさい」「どうしてやらないといけないの?」となって、表現を楽しめなかったり、意欲がわからなかったり・・・というところに繋がってきます。
実は小学校でも表現する力、コミュニケーションする力ってめっちゃチェックされている
成績表にこういう項目って入っていないようで、最近はかなりチェックされています。
それに就職するにしても、面接を受けるにしても、自分を正しく表現して相手に伝えられないとキビシイなぁと感じることも増えてきました。
だからベビーサインで教わる、子供の表現意欲を高めることってめっちゃ大事な基礎力になるんだろうなと感じます。ベビーサインが日本で広まりだしてまだ10年も経っていません。認知度的にはまだまだこれからの育児法ですが、これがもっと広まったら日本の今の教育問題ってずいぶん解決されるかも!と思ったりしました。
ベビーサインは赤ちゃんとき、ほんの半年くらいしか始めるチャンスがないのですが、考え方はどんな大きな子にも使えると思います。
子⇒「伝えることは楽しい」「伝わることは嬉しい」
親⇒「子供が表現してくれるって嬉しい」「何を表現しようとしているのか、待ってみよう」
この気持ちを相互で持つこと。
そして日常生活にこの感情を組み込むことが大切なんだって言うことだと思います。
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日本でベビーサインを広めた、吉中みちる先生にもこの間お会いしたのですが、聡明で素敵な女性でした♪
>>ベビーサインの知りたいがギュッとつまったブログby吉中みちる
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